« 番外編ぼw 第3話「賢者の来訪」 | メイン | 番外編ぼw 第5話「不幸の予兆」 »

2005年06月22日

番外編ぼw 第4話「母と娘の夜」

シュバルツバルド共和国の王家の娘・・・私が・・・?

嘘だろうと思っていてもやはりあの賢者の言葉が気になって眠れない
思い悩んだ挙句、ある夜、母親に相談してみた
ろんぐぼー「おかあさん、ちょっと前に、ね、何か・・・」
親スティング「どうしたの?ろんぐぼー」
ろんぐぼー「うん、何か賢者っぽい人間が来て私のことをシュバルツバルド共和国とかいう国の
王家の人間だっていうの」
ろんぐぼー「私、わたしおかあさんの子供だよね??」
親スティング「あなたは私の子供よ、それに間違いはないわ」
親スティング「でも、そろそろあなたに教えておかなければいけない事があるわ」

ろんぐぼーの顔がこわばる
やさしくろんぐぼーを撫でながらここに彼女が捨てられていた時の話を
ゆっくりと親スティングが語りだした
そして親スティングは彼女が捨てられていた時に身につけていた
産着と弓を取り出した
ろんぐぼー「これ・・・この家紋・・・」
ずっと気にしていた自分の肩にあるアザと全く同じ家紋が
産着と弓にはいっている
自分が親スティングから生まれてきたと信じて育ってきた彼女にとっては
受け止めるには余りにも重過ぎる事実だった
ろんぐぼー「おかあさん・・・私・・・どうしたらいいの」
混乱と驚愕で涙を流すろんぐぼー
親スティング「その賢者の言う事は真実かもしれない、でも、あなたは私の娘よ」
親スティング「その事に変わりはないわ さあ、もう夜も遅いし寝ましょう」
ろんぐぼーはその夜泣きながら久々に母と共に眠りについた

ろんぐぼー「おかあさん・・・」

投稿者 lirim : 2005年06月22日 18:51

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)