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2005年06月22日

番外編ぼw 第1話「花束の理由」

なり「ふっふーん♪今日も調子いいぜ」
スローター学園のなりは鼻歌を歌いながら今日も快調にFWを連ねる
ここはGHの下層、通称下水ダンジョン
泥のモンスタースティングが大量に発生するなりのお気に入りの狩場だ
なり「ちっと休憩するかな」
ダンジョンの入り口まで戻ろうと角を曲がったその時、見覚えのある女の子が一人
大きな花束を抱えて遠くを見つめ座っている

なり「あれ!ろんぐぼーじゃん!ひさしぶり!!」
ろんぐぼー「ぼwー・・・?ぼw!!!」
ちょっと前にKIAI学園で出合ったろんぐぼーがそこにいた
思わぬなりの登場にはっとしたろんぐぼーがササっと花束を背中に隠した
なり「なになにー!俺にくれんの!?惚れちゃった?ププッ」
ろんぐぼー「ぼーwww・・・」
明らかに顔が少し怒っている
なり「ああごめん嘘だってwどうしたのこんなとこでそんな物持って」
ろんぐぼー「ぼw~・・・ぼwぼw」
少し考えた後、そういって自分が座っている横の地面を叩いた
座れということなのだろうか
なりはよっこらせとろんぐぼーの横に腰を下ろす

ろんぐぼー「みられちゃったらしかたないかな、」
ろんぐぼー「わたし、あんまり、話すのうまくないけど、」

ろんぐぼーは悲しいとも懐かしいともつかぬ顔でうつむき加減に
花束の花をいじりながらゆっくりとつたない言葉で話し出した

投稿者 lirim : 2005年06月22日 18:46

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