2005年05月10日
第43話
PhotonBullet「どうですかESTEEさん、私の必殺技・・・名づけてトリプルストレイフィングとでもいいましょうか」
まにょを仕留めたのはPhotonBulletの攻撃だ。
ESTEEの技も見事であったが、PhotonBulletの技もその辺に並み居るハンターから見れば、
見惚れるような実に素早い妙技であった
PhotonBullet「なかなかクールでしょう・・・さて、獲物の取り合いも終わったことですし」
どこまで似通っているのか、両者の考えは同じようだ。
二人は弓を降ろしたまま互いに見つめ合う
そして弓を手に取り矢をつがえ、二人同時に───
またもや、二人は互いを狙わずに別の誰かを狙撃した。
ゆま「あらま、これは犯多様(*'ω'*)どうもニューマぺろりんちょ。」
高ASPD、高火力、状態異常をもたらす罠の数々。
充分すぎる性能を備えた彼女らの天敵がそこにはいた
ESTEEとPhotonBullet、二人の矢は同時にゆまに向かい高速で飛来し
ゆまの絶妙すぎるタイミングで張ったニューマに防がれていた
ESTEE「また勝負はお預けですね」
頷きながらPhotonBulletが返す
PhotonBullet「ニューマ・・・どうしますかESTEEさん」
ESTEEは懐から短剣と、クリップを取り出しPhotonBulletに一瞥を向ける
PhotonBulletはESTEEの目配せで瞬時に全てを理解することが出来た
ゆま「さすがのあんた達も、私には敵わないね・・・死になさい(*'ω'*)」
ゆまがホーリーライトを詠唱しだしたその時、ESTEEの体が沈んだ
数々のフィールドでPVPerとして知られるESTEEの、ハンターの天敵を打ち破る秘策──
ゆま「(*'ω'*)!?」
ウィンドフォークで素早く懐に潜り込んだESTEEが短剣を構えた
PhotonBulletがタイミングを合わせて弓に矢をつがえた
PhotonBullet&ESTEE「マグナムストレイフィング!!」
(ナレーション)
「二人以上のキモキャラ達が、池沼技を発動させるとき、
それぞれの技が連続ヒットして通常より大きなダメージを
相手に与える事がある。これを、キモ連携、と呼ぶ!」
マグナムブレイクでニューマの有効範囲から吹き飛ばされたゆま
そのゆまの足、心臓、頭部の三点を岩石の矢が貫通した
ゆま「あがっ(*'ω'*)!!」
ヒールすら間に合わないダメージ量がゆまを襲う
そして、とうとうダメージ量がゆまの生命力を上回った
ゆま「これ・・・からだった・・・のに(*'ω'*)死にたく・・・ない・・・よ」
か細く息とともに大量の血液を吐き出し、ゆまは前のめりに倒れた
◇1組 番号30番 ゆま BAN。 死因:PhotonBulletとESTEEに殺害される
投稿者 lirim : 2005年05月10日 20:56